2009年10月14日水曜日










この黒光りする実、どこかで見覚えありますか?
むかーしむかし、小さい頃、
お正月にカンカンと打ち合った‥?
羽根つきの羽の先についてた、あれです!












「無患子(むくろじ)」

と言っても、私も全然知りませんでした。
先日、鎌倉の宝戒寺というお寺に立ち寄って
お庭を散歩していたら、
おばちゃん2人がせっせと何やら木の実を拾っていたので
何か聞いてみたら、
この「無患子」だと教えてくれました。
緑の皮をむくと、黒いつやつやの実が入っています。
この緑の皮がけっこうベタベタするんですが
昔は石けんとして使っていたそうで、
確かに水で洗うと泡立ってきれいに落ちる!!
おばちゃんたちは、
実に穴をあけて数珠にしようと思ってるのよ〜と言ってました。
うーん、すてき。
私も使い道は分からないけど、
ついウキウキと拾って帰ってきました。

自然の恩恵って言うとちょっと大げさな表現かもしれないけど、
こういうのって、
もっと当たり前に生活の中にたくさんあったんだろうなぁ。